SECURITY · OWNERSHIP · BACKUP · AUDIT

システム開発の、
安心の設計基準。

作って終わりにしない。セキュリティ/権限と所有権/バックアップ/監査対応——発注前に気になる4つのテーマに、設計段階から答えを持って開発します。

[02] OUR PROMISE

安心は特注ではなく、
最初からの標準体系。

「うちはここまで考えて作る」を、開発の背骨として最初にお約束します。

PROMISE .01

御社のデータをAIの学習に渡しません

AIを組み込む場合は、入力を既定で学習に使わない法人向けの基盤・APIだけを選定します。契約・規約で担保された基盤を選ぶことが出発点です。

PROMISE .02

データと資産は御社の所有です

ソースコード・アカウント・ドメイン・データの名義と管理権は、御社側に設計します。「作ってもらったのに手元にない」状態を作りません。

PROMISE .03

使える人を役割で分けます

誰が何をできるかを最初から権限設計(最小権限・ロール分離)として組み込みます。全員が全部を触れる状態にはしません。

PROMISE .04

誰が何をしたか記録が残ります

操作履歴・変更履歴が、後から追える形で保存されます。「いつ誰が変えたか」が分からない状態を作りません。

[03] DATA & AI

データとAIの、セキュリティ。

AIを業務に組み込む以上、基盤選定と情報の扱い方を最初に固定します。

SEC .01

学習に使われない基盤を選ぶ

AIを組み込む場合、基盤選定の起点は「入力を学習に使わない」が既定で担保されているかどうかです。例えばAzure OpenAIは、入力・出力がOpenAI社に一切渡らず、Microsoftの管理環境内で処理されます(契約・規約による担保)。

SEC .02

通信・保存の暗号化

通信は暗号化(TLS)で保護し、保存するデータもAES-256水準の暗号化で扱います。

SEC .03

個人情報はAIに送る前にマスキング

氏名・連絡先などの個人情報を、AIに送信する前に取り除く設計(PIIマスキング)が可能です。

SEC .04

秘密情報はコードに書かない

APIキー等の秘密情報はソースコードに直接書かず、専用の管理機構(シークレット管理)で保護します。

[04] OWNERSHIP

権限と所有権——
「乗り換えられる状態」で渡す。

開発会社に依存し続ける状態を、最初から作りません。

OWN .01

アカウントの名義は御社に

ソースコード(GitHub)・ホスティング(Vercel等)・データベース・ドメインは、御社名義、または御社へいつでも移管できる形で構築します。

OWN .02

最上位の管理権限は御社が保持

弊社は運用に必要な権限のみ(最小権限)で関わります。担当交代・退職時のアカウント無効化手順も、あらかじめ整備します。

OWN .03

他社への委譲も可能な状態で納品

引き継ぎ資料と構成情報を整備し、将来、保守を他社へ移す・社内で引き取ることもできる状態を保ちます。特定の開発会社に囲い込まれない(ベンダーロックインを作らない)ことを設計方針とします。

実際に、リポジトリの譲渡とお客様側でのホスティング運用への移行を、手順として整備しています。

[05] BACKUP

バックアップと、データ保全。

「守るべきもの」は、契約の条文ではなく設計と運用で守ります。

  • 自動バックアップは月額サポートの標準に含まれます。
  • 世代管理(複数時点に遡って復元できる状態)と、定期的な復元確認をセットで運用します。
  • どこまで戻せるか(RPO)・どれだけの時間で復旧するか(RTO)を、設計前に合意します。
  • 「クラウドだから安全」ではありません。クラウド事業者が守るのは基盤まで。バックアップの有効化や復元テストは利用者側の責任範囲(責任共有モデル)であり、ここを弊社が設計・運用で埋めます。

参考にしている型: 3コピー・2種類の媒体・1つはオフサイトに保管する「3-2-1ルール」(米CISA等が案内する標準)。IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」第4.0版も、世代管理と物理的な隔離を推奨しています。

実務では、マネージドデータベースの自動バックアップ機能(日次バックアップや特定時点への復旧)を組み合わせて設計します。保持日数や復旧の粒度はサービス・プランによって異なるため、契約前に確認したうえで設計します。

[06] AUDIT

監査・税務調査への対応。

電子取引データ(請求書・見積書等のやり取り)は、2024年1月から電子のまま保存することが完全義務化されています(紙に出力しての保存は認められません)。見積・請求・受発注データを扱うシステムは、設計時に以下を組み込みます。

保存期間

法人の帳簿書類は原則7年(繰越欠損金がある事業年度は10年)。消さない設計(論理削除・アーカイブ)にします。

真実性

訂正・削除の履歴が残る仕組みにします(電子帳簿保存法の真実性要件の一つに該当します)。

可視性

取引年月日・金額・取引先の3項目で検索できる、または税務職員の「ダウンロードの求め」に応じられるCSV等の一括出力に対応します。

※ 売上高5,000万円以下の事業者は、ダウンロード対応で検索要件が免除される緩和があります。

監査証跡として、「誰が・いつ・何を(作成/変更/削除)したか」の記録に加え、改ざんできない保存方法と、保存方針の明文化まで含めて設計します。税務上の最終的な判断は、御社の顧問税理士にご確認ください。弊社は税務の専門的な助言を行う立場ではありません。

税務署に「このデータを7年分そのまま出してください。いつ誰が直したか教えてください」と言われたとき、
システムが黙って応えられるか。

[07] PRICING

料金との対応。

「安心」を特注オプションで積み増すのではなく、最初から価格表に組み込まれた標準体系として提供します。

論点対応モジュール価格
ログイン認証ログイン認証¥50,000
権限分離ロール・権限管理¥40,000〜
データ分離データ完全分離(RLS・アクセス制御)¥100,000〜
バックアップ月額サポート内(自動バックアップ・脆弱性/更新監視)月額内

個別の金額は、AI導入診断(¥20,000)でお伝えする見積書に反映されます。表示価格はすべて税別です。

[08] FAQ

よくあるご質問。

クラウドを使えば自動的に安全ですか?

自動的にではありません。クラウド事業者が守るのは基盤(設備・OS等)までで、データの守り方(バックアップの設定・アクセス権限・暗号化の適用)は利用者側の責任範囲です(責任共有モデル)。ここを弊社が設計・運用まで含めて担います。

ChatGPT等に社内データを入れても大丈夫ですか?

個人向けの無料版は、入力が学習に使われる可能性があります。法人向けのプラン・APIであれば、既定で学習に使わない契約になっているのが一般的です。御社の利用状況に応じたプラン選定は、無料相談で個別にご案内します。

将来、開発会社を変えたくなったらどうなりますか?

コード・アカウント・ドメイン・データは御社名義、または御社へいつでも移管できる形で構築しています。引き継ぎ資料も整備するため、他社への移行や社内での引き取りも可能な状態を保ちます。

税務調査でデータの提出を求められたらどうなりますか?

取引年月日・金額・取引先で検索できる、またはCSV等で一括出力できる設計にしておくため、求めに応じて必要なデータを取り出せます。最終的な対応方法は御社の顧問税理士にご確認ください。