2026/09/29AI業務効率化
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Gemini Gems廃止|11月17日までにやること

Gemini Gems廃止|11月17日までにやること

「Gemini の Gems がなくなるらしい」「作りためた指示は消えるのか」——アプリを開いて通知に気づいた方は、まずここが気になるはずです。

結論から言うと、移行そのものは自動で、2026年11月17日まで Gems はこれまでどおり使えます。ただし移行先である skills の仕様は、2026年9月29日時点で Google の公開ドキュメントのどこにも書かれていません。だから「何もしなくていい」で終わらせず、期限までに中身を手元へ書き出しておくべきです。

株式会社Fyveは中小企業のAI活用を伴走支援しています。ここでは、この告知が実際にはどこに出ていて何が確認できるのか、そして期限までに何を残しておけばよいのかを、Google 自身の記述だけを根拠に整理します。

何が起きたのか——Gems は skills になる

Gemini アプリの Gems 管理画面の上部に、次のような通知が表示されるようになりました。この文面を最初に報じたのは、Google 関連の専門メディア 9to5Google で、2026年9月27日の記事です。

通知の文面は次のとおりです。

  • 「Gems will become skills starting Nov 17, 2026.(Gems は2026年11月17日から skills になります)」
  • 「Starting November 17, 2026, we'll automatically begin migrating your Gems to skills. You will be able to use your Gems until they migrate.(2026年11月17日から、あなたの Gems を skills へ自動的に移行し始めます。移行されるまでは Gems を使い続けられます)」

翌9月28日には TechCrunch がこの件を取り上げ、Gems は2024年に「Gemini のカスタム版」として登場した機能であること、学習コーチ・ブレインストーミング・キャリアガイド・コーディングパートナー・編集者といったプリメイドの Gem が用意されていたこと、そしてユーザー側は移行のために何もする必要がないと Google が説明していることを伝えています。

ここまでが「起きたこと」です。廃止といっても作ったものが破棄されるわけではなく、名前と置き場所が変わる、というのが Google の説明です。

そもそも Gems とは何だったのか

普段あまり使っていなかった方のために、消える側の機能を確認しておきます。ここを押さえておかないと、控えるべきものが分かりません。

Gems は、Gemini に対して毎回同じ指示を打ち直さなくて済むように、指示を保存しておく機能です。Google のヘルプによれば、作成の流れはこうなっています。

  • gemini.google.com を開き、左の「Explore Gems」から「New Gem」を選ぶ
  • 名前を付け、従わせたい指示を書く
  • 右側の欄でプロンプトを入れて動きを試せる
  • 保存を押す

このヘルプには、実務で引っかかりやすい注意が1つ書かれています。右側のプレビュー欄で試しただけでは、Gem は自動保存されません。試してそのまま閉じると内容が残らない、ということです。控えを取る作業の前に、そもそも保存されていない下書きがないかを確認しておくとよいでしょう。

もう1つが「Knowledge」です。Gem に文脈を持たせるために、ファイルを追加できます。端末からアップロードする方法と、Google ドライブから追加する方法があり、ドライブから追加するには Keep の履歴をオンにし、Google Workspace を Gemini アプリに接続しておく必要があるとヘルプに書かれています。ここまで設定してある Gem は、単なる指示文よりも復元の手間が大きくなります。

ここが一番大事——公式ドキュメントには、まだ何も書かれていない

報道を読んだあと、私は Google 自身が何をどこまで書いているのかを確かめました。結果は、率直に言って予想外でした。

2026年9月29日時点で、この移行について Google の公開ドキュメントに記載は見つかりませんでした。確認したのは次の4か所です。

確認した場所

skills の記載

11月17日の告知

Gemini アプリ リリースノート(gemini.google/release-notes/)

なし(「skill」の語が0件)

なし(最新の掲載は2026年9月10日のWindowsアプリ)

Gems 公式紹介ページ(gemini.google/overview/gems/)

なし

なし(従来どおり Gem の説明のみ)

Gemini ヘルプ「Tips for creating custom Gems」

なし

なし(Gem の作り方の説明のみ)

Gemini Spark 公式紹介ページ

あり(Skills の説明あり)

なし(Gems からの移行には触れていない)

つまり期限だけが先に決まっていて、移行先の説明が後から追いついていない状態です。9to5Google も同じ点を指摘していて、通知内の「Learn more(詳しくはこちら)」のヘルプ記事と「Create skills(skills を作る)」ボタンが、記事執筆時点ではまだ機能していなかったと書いています。告知の配信が予定より早く出てしまったのではないか、というのが同メディアの見立てです。

この事実は、読者の判断を変えます。「公式が案内しているとおりにすれば大丈夫」と考えたくなりますが、案内そのものがまだ存在しないのです。参照できるのは、アプリ内の2文の通知だけです。

移行先の skills は、Gems と同じものではない

では skills とは何か。これは今回新しく作られたものではなく、Gemini Spark と一緒に登場した既存の機能です。Gems が新機能に置き換わるのではなく、すでにある別の機能に吸収される、という形です。

Gemini Spark は、Google の公式紹介ページで「24時間365日稼働するパーソナルAIエージェント」と説明されている機能です。同ページのよくある質問には、提供範囲がこう書かれています。

  • 「Google AI Pro および Ultra の契約者で、18歳以上、対象国のユーザー」および一部の法人ユーザーに提供中
  • ページ下部の脚注にも「Subscription required.(契約が必要)Compatibility and availability vary.(対応状況と提供地域は異なる)18+.(18歳以上)」と明記

一方の Gems 側は、公式紹介ページの注記が「提供状況は国によって異なります。13歳(またはお住まいの国の該当する年齢)以上である必要があります」となっており、有料契約が必要とは書かれていません。

同じ「自分用の指示を保存しておく機能」なのに、前提条件が違います。整理すると次のようになります。

Gemsとskillsの条件比較。年齢は13歳以上と18歳以上、契約はGoogle AI Pro/Ultra、呼び出しはパネル選択とスラッシュ入力、ファイル添付と共有はskills側に公開情報の記載なし

誤解しないでいただきたいのは、これは「移行後に Gems が有料になる」という話ではないということです。Google が言っているのは「あなたの Gems を skills へ移す」ことだけで、移行後の利用条件には触れていません。ここで並べたのは、あくまで2026年9月29日時点で公開されている両者の条件です。同じにならない可能性がある、という前提で備える、という意味です。

呼び出し方が「選んでから話す」から「/ で呼ぶ」に変わる

操作面では、はっきりした違いがあります。

Gems は、サイドパネルの Gems を開き、「My Gems」まで下にたどって目的のものを選ぶ、という手順でした。これに対し skills は、入力欄に「/」を打つと候補が出て、その場で呼び出せます。さらに、9to5Google によれば複数の skills を同時に使うことができます。TechCrunch はこの「/」方式について、エンジニアが好むインターフェースであって一般の利用者向きではない、と評しています。

もうひとつ、動き方の設計そのものが違います。Gemini Spark の公式ページには、skills の作り方の例としてこう書かれています。

  • 「私が過去に書いた直近50通のメールを読んで、私のメールの書き方のスタイルガイドにしてください。それを、私がメールの下書きを頼むたびに呼び出されるスキルにして、ghostwriter という名前を付けてください」

注目すべきは「頼むたびに呼び出される」という部分です。Gems が「使うときに自分で選ぶもの」だったのに対し、skills は条件に合えば自動的に適用されるものとして設計されています。同ページの用語説明でも、skills は「よくやることに対して、Spark にどう動いてほしいかを自分で定義しておき、繰り返しの指示から解放されるもの」と説明されています。

これは便利さの向上であると同時に、意図しない場面で自分の指示が効いてしまう可能性も意味します。移行後しばらくは、返ってきた内容が「自分で頼んだから」なのか「skill が自動で効いたから」なのかを意識して見ておくのが安全です。

移行先の Spark は、会話の相手ではなく「動く担当者」

ここで、移行先が置かれている場所そのものを見ておきます。skills は単独の機能ではなく、Gemini Spark という枠組みの一部です。

Google の公式ページによれば、Spark はTasks(やること)・Skills(やり方)・Schedules(いつやるか)の3つを組み合わせて動く仕組みとして説明されています。それぞれの役割はこうです。

  • Tasks: Gmail・カレンダー・ドキュメント・スプレッドシート・スライドといった Google Workspace と繋いで、実際の作業をさせる
  • Skills: よくやることについて「どう動いてほしいか」をあらかじめ定義しておく
  • Schedules: 時刻や条件をきっかけに、自動で実行させる

接続できる先として公式ページが挙げているのは、Gmail・カレンダー・ドライブ・ドキュメント・スプレッドシート・スライド・YouTube・Google マップです。ただしこれらの接続は既定でオフで、設定画面から自分でオンにする必要があると明記されています。

ここが Gems との本質的な違いです。Gems は「会話の相手の設定」でしたが、skills は「自分に代わって動く担当者の行動規則」の一部になります。同じ指示文でも、置かれる場所によって意味合いが変わります。

とはいえ、過度に身構える必要はありません。接続が既定でオフである以上、自分でオンにしない限り、移行された skills が勝手にメールを送ったりファイルを触ったりすることはありません。Google も、Spark は大きな行動を取る前に利用者に確認する設計だと説明しています。移行直後は接続をオフのままにしておき、中身を確認してから必要なものだけを繋ぐ、という順番が安全です。

「何もしなくていい」のに、なぜ手を動かすのか

Google は「ユーザーは何もする必要がない」と説明しています。それでも私が書き出しを勧めるのは、次の理由からです。

自動移行が保証しているのは「移すこと」だけで、「同じように動くこと」ではないからです。そして前述のとおり、移行先の仕様書が存在しないため、何が引き継がれて何が引き継がれないのかを事前に確認する手段がありません。

特に、Gems 側にあって skills 側の公開情報に見当たらないのは次の3点です。

  • Knowledge へのファイル添付——Gemini のヘルプには、Gem の「Knowledge」欄から端末や Google ドライブのファイルを追加して文脈を持たせる手順が書かれています
  • 既定のツール指定——画像生成や Canvas を、その Gem の初期状態として指定できました
  • リンクによる他の人との共有——作った Gem をリンクで他の利用者に渡せました

これらが移行後どうなるかは、現時点では誰にも分かりません。分からないものに対して打てる手は、復元できる形で手元に控えておくことです。移行が完璧なら控えは使わずに済みます。それで構いません。控えのコストは数十分で、失われたときの作り直しのコストはそれより確実に大きいからです。

なお、提供終了の予告を見つけたときに何をどう洗い出すかという一般的な手順は、別の記事で整理しています。

AIのAPI提供終了に備える|廃止予定の調べ方と棚卸し手順
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11月17日までにやること——Gem 1つにつき4点+2点

やることは多くありません。Gem を開いて、指示欄の文字をそのままコピーするだけです。

11月17日までの4ステップ。Gemを一覧にする、中身を書き出す、周辺を控える、移行後に照合する。書き出す項目はPersona・Task・Context・Formatの4点と、添付ファイル・共有先の2点

ステップ1: Gem を一覧にする

Gemini のウェブ版(gemini.google.com)で左の「Explore Gems」を開くと、自分が作った Gem が並びます。ここで「今も使っているもの」と「作ったきり放置しているもの」を分けます。全部を丁寧に控える必要はありません。放置しているものは、移行後に消えていても困らないはずです。

ステップ2: 中身を4区分で書き出す

Google のヘルプは、良い Gem の指示を書くときに考えるべき点としてPersona(役割)・Task(やること)・Context(背景)・Format(出力の形)の4つを挙げています。これは Google 自身の区分なので、そのまま控えの見出しに使うのが確実です。

  • Persona: どんな役を演じさせているか
  • Task: 何をさせたいか、何を作らせたいか
  • Context: 前提としてどこまでの背景を渡しているか
  • Format: どんな構造・形式で返させているか

ここで大事なのは、自分の言葉で要約しないことです。「だいたいこういうことを書いていた」というメモは、復元のときに役に立ちません。入力欄の文字をそのまま選択してコピーし、テキストファイルに貼り付けてください。

ステップ3: 周辺の2点を控える

指示文の外側にも、消えると再現しにくいものがあります。

  • Knowledge に入れたファイル: ファイル名だけでなく、原本がどこにあるかを書いておきます。端末から直接アップロードしたファイルは、元ファイルを失うと再添付できません
  • 既定のツール指定と共有先: 画像生成や Canvas を初期状態にしていたかどうか。そして、その Gem のリンクを誰に渡したか。共有先は自分の記録にしか残っていないことが多い項目です

ステップ4: 移行後に照合する

11月17日以降、自分の Gems が skills に変わったら、控えと見比べます。見るのは次の3点です。

  • 指示文の全文が残っているか(一部が切られていないか)
  • 添付していたファイルが引き継がれているか
  • 「/」で呼び出したときに、以前と同じ振る舞いをするか

違いがあれば、控えを見ながら skills 側で作り直せます。控えさえあれば、それは数分の作業です。

私たちが学んだこと——指示はツールのUIの中に置かない

ここからは、私たち自身の運用の話です。

私たちは、日々の定型作業をすべて「1つの手順=1つのテキストファイル」という形で持っています。記事を書く手順、確認の手順、報告の手順——いずれもAIツールの画面の中ではなく、手元のテキストファイルに書いてバージョン管理しています。夜間に無人で動く定型処理も、読んでいるのはこのテキストファイルです。

最初からこの形だったわけではありません。ツールの設定画面に直接書き込むほうが、始めるときは圧倒的に速いからです。この形に寄せたのは、AIツールの機能名と置き場所が、想像よりずっと頻繁に変わると分かってきたからです。

効いてくるのは、まさに今回のような場面です。道具の側で名前が変わっても、書き直すのは「呼び出し口」だけで済み、指示の中身はそのまま残ります。UIの中に置いた指示は、機能そのものが統廃合されると一緒に人質になります。テキストファイルに置いた指示は、ツールが変わっても自分の手元に残ります。

中小企業のお客様と話していても、ここは差が出る部分です。「AIに何をさせるか」を頭の中とツールの画面だけで持っている場合、担当者が変わったときにも、ツールを乗り換えるときにも、同じところで止まります。逆に、指示が文章として外に出ていれば、それは移せる資産になります。

指示やノウハウを持ち運べる形で持つ、という考え方そのものについては、別の記事で詳しく書いています。

Agent Plugins 1.0とは|業務スキルを持ち運ぶ
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紛らわしい点——「skills」という名前は、今あちこちにある

最後に、混同しやすい点を1つ挙げておきます。

「スキル」「skills」という呼び名は、近ごろ各社のAIツールで見かけるようになりました。ただし呼び名が同じでも、同じ仕様とは限りません。

今回の Gemini の skills について Google の公開情報から確認できるのは、「Gemini Spark という Google のエージェント機能の中の概念である」というところまでです。他のツールとの互換性や、書いたものを持ち出せるかどうかについて、Google は何も述べていません。

したがって、「スキルという共通の規格ができたから、どこで書いたものでもそのまま動く」と読める情報を見かけたら、そこは一度立ち止まってください。移植性が実際にどこまであるのかは、製品ごとに公式の記述を確かめる必要があります。この点は別記事で詳しく検証しています。

Agent Skillsのオープン標準とは|そのまま動くは誤解
Claude CodeAgent Skillsのオープン標準とは|そのまま動くは誤解

なぜこうなるのか——機能の名前が増えすぎている

今回の一件を「Google の気まぐれ」で片付けると、次に同じことが起きたときにまた慌てます。構造的な理由があります。

TechCrunch は今回の記事で、この点をはっきり指摘しています。新しいAI機能のたびに独自のブランド名とアイコンとナビゲーション上の場所を与えておきながら、あとから別の機能へ統合して並べ替える——それをやるなら、最初から名前を付けるべきではない、という指摘です。同記事は、これはAI時代より前から続く Google の癖であり、かつて複数のメッセージアプリを同時に運用していた例を挙げています。

私たちがお客様と話すときにも、ここは実感のある話です。ツールの画面には毎月のように新しいタブが増えますが、その多くは半年後に別の名前になっているか、別の機能に吸収されています。機能名を覚えて運用に組み込むほど、名前が変わったときの影響が大きくなるという逆説があります。

だからこそ、業務の側で持つべきなのは「どのボタンを押すか」ではなく「何をさせたいか」です。後者は文章で書けますし、名前が変わっても書き直す必要がありません。今回の移行で控えるべきものが指示文そのものだったのは、偶然ではありません。指示文だけが、ツールの都合から独立している唯一の資産だからです。

よくある質問

作った Gem は消えてしまいますか

Google の通知は「あなたの Gems を skills へ自動的に移行し始めます」と書いており、破棄するとは書いていません。TechCrunch も、利用者が作成に費やした作業は失われないと伝えています。ただし移行先の仕様が公開されていないため、指示文や添付ファイルがどこまで同じ形で残るかは、現時点では確認できません。だから控えを取っておくことを勧めています。

11月17日を過ぎると、すぐ使えなくなりますか

通知には「移行されるまでは Gems を使い続けられます」とあります。11月17日は移行の開始日であって、その日に一斉に止まるとは書かれていません。ただし開始後の進み方や、いつ自分の番が来るかについての説明は出ていません。

今すぐ skills を作って移しておくことはできますか

9to5Google によれば、現時点で skills を作れるのは Google AI Pro または Ultra の契約者で、Gemini アプリの Spark タブに切り替えて作成します。通知内の「Create skills」ボタンは記事執筆時点では機能していませんでした。無理に先回りするより、まず控えを取っておくほうが確実です。

日本でも同じスケジュールですか

通知はアプリ内で表示されているもので、地域別のスケジュールについて Google からの説明は出ていません。なお、移行先の Gemini Spark 自体は「対象国」での提供と公式に書かれており、対象国の一覧は公開されていません。日本で移行後に何がどこまで使えるかは、現時点では公開情報から判断できません。

法人で Google Workspace を使っている場合はどうなりますか

今回の通知は Gemini アプリの Gems 管理画面に出ているもので、法人向けの扱いについての記載はありません。Gemini Spark の公式ページには「一部の法人ユーザー」にも提供中との記述がありますが、Gems の移行と結びつけた説明はされていません。組織で Gems を業務に組み込んでいる場合は、個人利用と同じ前提で考えず、管理者向けの案内が出るかを注視してください。

まとめ——期限は決まっているが、説明はまだ来ていない

今回の要点を整理します。

  • 2026年11月17日から、Gemini の Gems が skills へ自動移行される(初報は2026年9月27日の9to5Google、翌28日にTechCrunchが報道)
  • 移行は自動で、それまで Gems はこれまでどおり使える
  • ただし2026年9月29日時点で、Google のリリースノート・ヘルプ・公式紹介ページのいずれにもこの移行の記載はない。根拠はアプリ内通知の2文だけ
  • 移行先の skills は Gemini Spark 由来の機能で、Spark はGoogle AI Pro / Ultra・18歳以上・対象国という条件で提供されている。Gems の条件(13歳以上・有料契約の明記なし)とは前提が違う
  • Gems にあったファイル添付・既定ツール指定・リンク共有が移行後どうなるかは、公開情報からは確認できない
  • やることは、Gem 1つにつきPersona / Task / Context / Format の4区分と、添付ファイルの原本・共有先の2点を、そのままコピーして手元に残すこと

この件で本当に学ぶべきことは、Gems の後始末そのものではないと考えています。ツールの画面の中に置いた指示は、機能の統廃合と運命を共にする——この構造は、どのAIツールを使っていても同じです。今回を機に、自社の「AIへの指示」がどこに置かれているかを一度見直しておくと、次に同じことが起きたときの作業は半分以下になります。

株式会社Fyveは、こうしたAIツールの変化を業務に落とし込むところまで含めて、中小企業の伴走支援を行っています。

※本記事の情報は2026年9月29日時点の公開情報にもとづきます。移行の詳細は今後 Google から案内が出る可能性があるため、実際の対応にあたっては最新の公式情報をご確認ください。

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