なぜ、この仕組みを作ったのか
AI導入を支援する事業者には、それぞれ得意分野があります。介護の記録業務に強い人、 建設の書類仕事に詳しい人、ECの運営を知り尽くした人。 一方で中小企業の側は、そもそも「誰に相談すればいいのか」が分かりません。
中小企業がAI導入で求める支援の第2位は「導入事例などの情報提供」で70.5%。1位の費用助成に次ぐ数字です(中小機構・2026年3月・1万社調査)。 ところがデジタル化の相談先が「ある」企業は55.9%にとどまり、 相談先があってもITベンダーに偏っています(日本政策金融公庫・2025)。
つまり、事例を読んで、その支援をした人にたどり着ける場所が足りていない。 腕の問題ではなく、見つけてもらう手段の問題です。
この発想は、私たち自身が相談を受ける側にいて出てきたものです。 AI導入のご相談は、業種も、やってほしいことも本当に幅があります。 介護の記録、建設の書類、卸の受発注、ECの運営。 調べながら対応できないことはありませんが、その業界を最初から深く知っている人が入ったほうが、話が早く、結果も良くなる場面は確かにあります。
支援する側にも、それぞれ得意な現場があります。 必要としている会社と、それを得意とする人が正しく出会えたほうが、双方にとって良いはずです。 一社で抱え込むより、そのほうが結果として世の中の役に立つ。 このメディアを始めた理由は、そこにあります。
AI百景は、まず現場の事例を「どの業種の・どんな業務で・誰の支援で・何が変わったか」まで 探せる形で記録します。事例が増えるほど、 「うちと同じ悩みの会社は、こういう人に頼んでいた」が見つかるようになる。 その入口として、支援事業者の一覧を用意しています。