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2026/11/06Claude Code
導入・運用AI活用

DeepSeekをClaude Codeで使う設定と注意点

DeepSeekをClaude Codeで使う設定と注意点

「DeepSeekをClaude Codeで使いたいが、どの環境変数を入れればいいのか」「料金の上限や、Claudeのサブスクはどうなるのか」——安いモデルに切り替えようとしたとき、多くの人がここで手を止めます。

結論から言うと、DeepSeekを Claude Code で使う設定は、DeepSeek の公式ページにある9つの環境変数を入れるだけで終わります。ただ、日本の平日の昼はピーク料金で倍額になること、名前が claude-opus で始まるモデルの指定は別料金の V4 Pro に回ること、環境変数が残ると他の作業までDeepSeekに流れることの3つは、知らないと請求で気づくことになります。

株式会社Fyveは、Claude Code を無人のジョブで毎日回しています。DeepSeek はまだ本番のジョブに入れていません。そのため、この記事は公式ドキュメントに書かれている範囲で手順を組み、無人運用で私たちが実際に踏んだ環境変数の失敗から、切り替えるときの注意点を補います。

DeepSeekをClaude Codeで使う設定の全体像(2026年11月6日時点)

DeepSeek は Anthropic の API と同じ形で受け付ける窓口(https://api.deepseek.com/anthropic)を用意しています。Claude Code の送り先をこの窓口に向け、鍵とモデル名を DeepSeek のものに差し替えると、Claude Code の画面や操作はそのままで、中で答えるモデルだけが DeepSeek に変わります。

DeepSeek の公式ページ「Integrate with Claude Code」に載っている設定は、次の9つです。

環境変数

公式ページの値

役割

ANTHROPIC_BASE_URL

https://api.deepseek.com/anthropic

送り先を DeepSeek に変える

ANTHROPIC_AUTH_TOKEN

DeepSeek の APIキー

Authorization: Bearer で鍵を送る

ANTHROPIC_MODEL

deepseek-flash[1m]

メインの会話のモデル

ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL

deepseek-flash[1m]

opus と指定したときの行き先

ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL

deepseek-flash[1m]

sonnet と指定したときの行き先

ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL

deepseek-flash

haiku と裏方の処理の行き先

CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL

deepseek-flash

サブエージェントのモデル

CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL

max

考える深さを最大に固定する

CLAUDE_CODE_AUTO_COMPACT_WINDOW

786432

会話を自動で要約し始める量

この9つは、公式ページの「Linux / Mac」の欄の値をそのまま写したものです。Windows の PowerShell では $env:ANTHROPIC_BASE_URL="..." の形で同じ値を入れます。値の意味は後の節で1つずつ説明します。

DeepSeek V4.1-Flash-1017で何が変わったか(2026年10月17日)

DeepSeek は2026年10月17日に、V4.1-Flash を「DeepSeek-V4.1-Flash-1017」に更新しました。公式の変更履歴によると、APIでの呼び方と料金は変わらず、モデル名 deepseek-flash のまま新しい版が返ります。発表文では、前の版よりベンチマークの成績が上がり、仕事を終えるまでの時間と出力の長さが短くなったとしています。

同じ日の発表で、DeepSeek は次の2点も案内しています。

  • DeepSeek Harness は 0.2.1-rc.1 以降を推奨:DeepSeek 自身のエージェント(Harness)や Tencent の CodeBuddy・WorkBuddy 向けに調整した、と書かれています。Claude Code はこの一覧に入っていません
  • Search API と Fetch API の公開:DeepSeek の自社の検索エンジンを使う検索と、ページの取得。Claude Code の Web検索から呼ばれた分も、2026年10月31日 16:00(UTC)から課金が始まっています(日本時間では11月1日 1:00)

V4.1-Flash そのものの性質(9月10日の公開・旧モデル名の扱い・同時実行数の上限)は、別の記事で詳しくまとめています。

DeepSeek V4.1-Flashとは|料金と旧モデルの扱い

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Claude CodeでDeepSeekを使う手順(Mac・Linux)

1. DeepSeek のAPIキーを用意する

DeepSeek Platform(platform.deepseek.com)の API keys の画面で鍵を作ります。料金は前払いの残高から引かれる方式です。公式の料金ページには「付与された残高と入金した残高の両方があるときは、付与された分から先に使う」とあります。

2. 1つのターミナルだけに環境変数を入れる

公式ページは export を9行並べています。これをそのまま ~/.zshrc などの起動時に読む設定ファイルへ書くと、以後に開くすべてのターミナル、すべての Claude Code が DeepSeek に向きます。私たちは、切り替えを1つの関数に閉じ込め、その関数で起動したときだけ DeepSeek を使う形をすすめます。

claude-ds() {
  ANTHROPIC_BASE_URL=https://api.deepseek.com/anthropic \
  ANTHROPIC_AUTH_TOKEN="$DEEPSEEK_API_KEY" \
  ANTHROPIC_MODEL='deepseek-flash[1m]' \
  ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL='deepseek-flash[1m]' \
  ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL='deepseek-flash[1m]' \
  ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL=deepseek-flash \
  CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL=deepseek-flash \
  CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL=max \
  CLAUDE_CODE_AUTO_COMPACT_WINDOW=786432 \
  claude "$@"
}

この書き方だと、環境変数はその1回の claude の起動にだけ渡ります。いつもの claude は Anthropic のまま、claude-ds と打ったときだけ DeepSeek になります。[1m] の角かっこは zsh が別の意味に読むので、引用符で囲んでいます。

ただし、鍵を DEEPSEEK_API_KEY という環境変数に入れておく前提です。鍵そのものを関数の中に直接書くと、設定ファイルを人に見せたときや、バックアップを取ったときに一緒に漏れます。

3. 起動して /status で確かめる

Claude Code の公式ドキュメント(LLM gateway への接続)には、/status で2行を見る確かめ方が載っています。送り先のURLと、Auth token の行に ANTHROPIC_AUTH_TOKEN と出ていれば、DeepSeek の鍵で動いています。Login method の行に claude.ai のアカウントが出ている場合は、まだ Claude のログインで動いています。

確かめたら、短い質問を1つ送ってください。普通に返事が返れば接続はできています。

9つの環境変数を1つずつ読む

ANTHROPIC_BASE_URL と ANTHROPIC_AUTH_TOKEN

ANTHROPIC_BASE_URL は送り先だけを変える設定です。Claude Code の公式ドキュメントは、これだけを入れて鍵を入れない場合、保存してある claude.ai のログインがそのまま使われると書いています。送り先と鍵は必ず組で入れます。

ANTHROPIC_AUTH_TOKEN は、値の頭に Bearer を付けて Authorization ヘッダーで送ります。DeepSeek の互換ページは x-api-key(ANTHROPIC_API_KEY で送る形)と Authorization: Bearer のどちらも受け付けると書いています。公式の手順どおり ANTHROPIC_AUTH_TOKEN を使えば、起動時の承認の確認も出ません。

私たちは念のため、DeepSeek に切り替えるターミナルでは Anthropic の ANTHROPIC_API_KEY を外しておく運用にしています。Anthropic の鍵を DeepSeek の窓口へ一緒に送る理由はひとつもないからです。

モデルの4つと [1m] の意味

ANTHROPIC_MODEL はメインの会話、ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL・SONNET・HAIKU は、opus・sonnet・haiku という別名で指定されたときの行き先です。Claude Code の公式ドキュメントでは、haiku の行き先は裏方の処理(バックグラウンドの処理)にも使われます。

末尾の [1m] は、Claude Code に「このモデルは100万トークンまで読める」と伝える印です。Claude Code は知らないモデル名を見ると、文脈の上限を20万トークンと仮定して早めに要約を始めます。公式ドキュメントの「Correct the window for a gateway or custom model ID」は、100万トークンのモデルなら名前に [1m] を付けるように案内しています。DeepSeek の料金ページでも deepseek-flash の文脈の長さは 1M です。

CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL

サブエージェント(Claude Code が裏で立てる別の作業者)のモデルです。公式の値は [1m] の付かない deepseek-flash です。サブエージェントは短い調べ物に使うことが多いので、20万トークンを上限と仮定させても困る場面は少ない、という判断だと読めます。

CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL=max

考える深さを最大に固定します。Claude Code の公式ドキュメントでは、この環境変数は --effort の指定や /effort コマンドより優先されます。つまり公式の設定のままだと、会話の途中で /effort を下げても効きません。軽い作業で深さを下げたいときは、この1行を外して起動します。

DeepSeek の互換ページでは、Anthropic の output_config のうち effort だけを受け付け、thinking の budget_tokens(考える量の上限)は無視すると書かれています。深さの調整は effort でしか効かない、と覚えておくと迷いません。

CLAUDE_CODE_AUTO_COMPACT_WINDOW=786432

会話がこの量に達したら自動で要約(compaction)を始める、という設定です。Claude Code の公式ドキュメントでは 100,000〜1,000,000 の範囲で指定できます。786,432 は 1M のおよそ75%で、上限まで使い切る前に要約させる値です。

放置した会話を要約する別の仕組み(idleCompaction)もあります。止め方を含めて別の記事にまとめています。

Claude Code idleCompactionとは|止め方
Claude CodeClaude Code idleCompactionとは|止め方

claude-opus で始まるモデル名は V4 Pro に回る

DeepSeek の互換ページには、Claude のモデル名を受け取ったときの振り分け表があります。

送られてきたモデル名

答えるモデル

claude-opus で始まる名前

deepseek-v4-pro(V4 Pro の料金)

claude-sonnet・claude-haiku で始まる名前

deepseek-flash

それ以外の claude で始まる名前

deepseek-flash

claude で始まらない、対応していない名前

エラー(400)

Claude Codeが送るモデル名と、DeepSeekで答えるモデルの対応。別名はdeepseek-flashに、claude-opusで始まる正式名はdeepseek-v4-proに届く

公式の9つの設定は、opus という別名の行き先も deepseek-flash[1m] にしています。ですから普通に使う分には V4 Pro には回りません。注意が要るのは、別名ではなく正式なモデル名を直接書いている場所です。たとえば claude --model claude-opus-5-5 と起動したり、サブエージェントの定義に正式名を書いたりしていると、その指定は別名の置き換えを通らず、DeepSeek 側の振り分けで V4 Pro に届きます。

これは私たちの運用にそのまま当てはまります。私たちは無人のジョブを起動するとき、必ず --model でモデルを明示する決まりにしています。ふだんは世代のずれを防ぐための決まりですが、DeepSeek の環境変数が残ったシェルでこのジョブが動くと、指定した正式名がすべて V4 Pro の料金で処理されることになります。

AIを無人で回すコスト規律|claude -pの--model明示
Claude CodeAIを無人で回すコスト規律|claude -pの--model明示

DeepSeekの料金:日本の平日の昼はピーク料金

DeepSeek の料金ページ(Models & Pricing・2026年11月6日に確認)は、時間帯で料金を分けています。100万トークンあたりの米ドルで、税の扱いの記載はありません。

100万トークンあたり

deepseek-flash(オフピーク/ピーク)

deepseek-v4-pro(オフピーク/ピーク)

入力(キャッシュあり)

$0.003 / $0.006

$0.022 / $0.044

入力(キャッシュなし)

$0.15 / $0.3

$0.66 / $1.32

出力

$0.6 / $1.2

$1.98 / $3.96

ピークの時間は「月〜金の 01:00〜04:00 と 06:00〜10:00(UTC)、中国の祝日を除く」です。日本時間に直すと平日の10:00〜13:00と15:00〜19:00になります。日本の会社が仕事で使う時間の大半がピーク料金に入る、ということです。オフピークの料金はピークの半額で、週末と中国の祝日は終日オフピークです。

DeepSeekのピーク料金の時間帯を日本時間に直した図。平日10時〜13時と15時〜19時がピークで、オフピークの2倍

目安として、入力1,000万トークン(キャッシュなし)と出力100万トークンを使った場合を計算します。deepseek-flash ならオフピークで $2.1、ピークで $4.2 です。同じ量が V4 Pro に回ると、ピークで $17.16 になります。前の節の「正式名が V4 Pro に回る」問題は、ここで約4倍の差になって出てきます。料金は変わることがあるので、使う前にDeepSeek の公式の料金ページで最新の値を確かめてください。

Web検索の料金は別にかかります。Search API と Fetch API は、成功した1,000回ごとに $0.75 です。DeepSeek の Claude Code 連携ページは、Claude Code の Web検索が動くと、検索の料金に加えて、検索結果をまとめるための追加のトークン代もかかると書いています。結果が空だった検索や、失敗・時間切れの検索には料金がかかりません。

DeepSeekに切り替えると使えなくなるもの

送り先と鍵を変えると、Claude のサブスクに付いている機能のいくつかが外れます。Claude Code の公式ドキュメントで確認できたものを並べます。

  • サブスクの利用枠は使わない:ANTHROPIC_AUTH_TOKEN が入っている間は claude.ai のログインは送られず、サブスクの利用上限もかかりません。かわりに、使った分がトークン単位で DeepSeek の残高から引かれます
  • Remote Control が使えない:スマホから手元のセッションを操作する Remote Control は claude.ai のアカウントで端末を結びつける仕組みなので、送り先が api.anthropic.com 以外のときは使えません
  • 音声入力が使えない:音声の文字起こしも claude.ai の窓口を使うので、同じ理由で外れます
  • クラウドの実行環境が選べない:Anthropic が用意するクラウドの環境は、送り先を変えた設定では選択肢に出ません

DeepSeek の互換ページには、受け付けない項目も書かれています。Claude Code で関係しそうなものは次のとおりです。

  • document(PDFなどの文書のブロック)は非対応。PDFをそのまま読ませる使い方は、切り替える前に一度試してください
  • 画像は deepseek-flash ならユーザーの発言と tool_result の中で受け付けます。deepseek-v4-pro では画像が「[Unsupported Image]」という文字に置き換わります
  • cache_control(キャッシュの指定)と mcp_servers は無視されます。tool_choice の any(必ずツールを使わせる指定)は auto と同じ扱いです

無人運用で踏んだ、環境変数の3つの落とし穴

ここからは、私たちが Claude Code を無人のジョブで回してきて、実際に起きたことです。DeepSeek で起きたことではありませんが、環境変数で送り先を切り替える以上、同じ形で起きます。

1. 環境変数は、思ったところまで届かない

2026年8月、私たちの無人のジョブの1つが、中で別の claude -p(画面を出さずに Claude Code を1回動かす起動のしかた)を立てて記事の点検を任せていました。ところが親の起動で使っていた認証の環境変数が、子の起動に渡っていませんでした。それまでは端末に保存されたログインが代わりに効いていたので、気づかなかったのです。8月12日にその保存されたログインが期限切れになると、そこから25回続けて点検が「判定できない」で終わりました。

直し方は、子を起動する直前に、認証の情報をまとめたファイルを読み込み直すことでした。DeepSeek に切り替えるときも同じで、「この起動に本当に届いているか」は、起動した後に /status で見るしか確かめる方法がありません。

2. 設定ファイルの env はシェルの export より強い

Claude Code の公式ドキュメントでは、シェルの export と設定ファイル(settings.json)の env の欄の両方で同じ変数を決めた場合、設定ファイルの値が使われます。以前に設定ファイルの env にモデル名を書いていると、シェルで DeepSeek に切り替えたつもりでも、その項目だけ元の値のまま、という食い違いが起きます。ANTHROPIC_MODEL と model の設定が両方あるときは、環境変数が先に読まれる、という別の決まりもあります。

切り替えがうまくいかないときは、まず ~/.claude/settings.json とプロジェクトの .claude/settings.json に env の欄が無いかを見てください。

3. 残った export が、別の作業を黙って流す

私たちは過去に、モデル名を2か所に書いていたせいで、片方だけ古い世代のまま動き続けたことがあります(2026年8月12日に発見)。エラーは出ず、どちらのジョブも正常に終わっていました。送り先の環境変数も同じで、試しに入れた export を消し忘れると、そのターミナルから動かした作業はすべて DeepSeek に流れ、エラーも出ません。

だから上の手順では、export ではなく、1回の起動にだけ渡す関数にしています。無人のジョブは、起動する前に送り先の環境変数を外す1行を入れておくと、手元で試した設定が混ざる事故を防げます。

unset ANTHROPIC_BASE_URL ANTHROPIC_AUTH_TOKEN ANTHROPIC_MODEL \
  ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL \
  ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL \
  CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL CLAUDE_CODE_AUTO_COMPACT_WINDOW

この9つを外すと、Claude Code は保存してある claude.ai のログインに戻ります。手で元に戻したいときも、この1行で済みます。

どんな仕事でDeepSeekを試すか

DeepSeek の発表は「性能とコストの両方が改善した」としていますが、それが自分の仕事でも当てはまるかは、自分の作業で試すまでわかりません。私たちが切り替えを考えるなら、次の順で決めます。

  • やり直しのきく作業から試す:下書き、テストの追加、ログの整理のように、結果を人が見てから使う作業。失敗しても損が小さい
  • Claude と同じ作業を並べて比べる:同じ指示を両方に出して、出来と時間と料金を並べる。ベンチマークの点数ではなく、自分の作業での差を見る
  • 送ってよいものを先に決める:社外秘のコードや顧客のデータを送る前に、送り先の利用規約とデータの扱いを自社の基準で確かめる。これは DeepSeek に限らず、送り先を変えるたびに必要な確認です
  • オフピークに寄せられる作業を選ぶ:夜間や週末に回せる一括の作業なら、同じ量でも半額になります

モデルの買い先を分けること自体の考え方は、OpenRouter のような中継サービスを使う場合も含めて、別の記事で整理しています。

OpenRouterとは|AIモデルをどこから買うかの判断

よくある質問

Claude のサブスク(Pro・Max・Ultra)の枠は減りますか

減りません。ANTHROPIC_AUTH_TOKEN が入っている間、Claude Code は claude.ai のログインを送らず、サブスクの利用上限もかからない、と Claude Code の公式ドキュメントに書かれています。そのかわり、DeepSeek の残高から使った分が引かれます。

ANTHROPIC_API_KEY に DeepSeek の鍵を入れてもいいですか

DeepSeek の互換ページは x-api-key でも受け付けるので、動きはします。ただ Claude Code の公式ドキュメントでは、ANTHROPIC_API_KEY は画面を出す起動のとき、初回に使ってよいかの確認が出ます。DeepSeek の公式手順どおり ANTHROPIC_AUTH_TOKEN を使うほうが迷いません。

旧モデル名の deepseek-v4-flash でも動きますか

受け付けます。DeepSeek の料金ページでは、deepseek-v4-flash と deepseek-v4-flash-vision-exp は退役したモデルで、その名前で送ると DeepSeek-V4.1-Flash-1017 が Flash の料金で答える、と書かれています。新しく設定するなら deepseek-flash にしておけば、名前を書き換える手間がありません。

DeepSeek Harness ではなく Claude Code で使う意味はありますか

DeepSeek は 10月17日の発表で、新しいモデルを最大限に使うなら Harness 0.2.1-rc.1 以降を推奨しています。一方で、いつもの Claude Code のスキル・フック・設定をそのまま使えるのは Claude Code の側です。使い慣れた環境のまま中のモデルだけを試したいなら Claude Code、モデルの性能を最大限に引き出したいなら Harness、という分け方になります。

まとめ

  • DeepSeek を Claude Code で使う設定は、DeepSeek の公式ページにある9つの環境変数で終わる。送り先と鍵は必ず組で入れる
  • 確かめ方は /status。Auth token の行に ANTHROPIC_AUTH_TOKEN と出ていれば DeepSeek の鍵で動いている
  • 日本の平日10:00〜13:00と15:00〜19:00はピーク料金で、オフピークの倍額
  • 名前が claude-opus で始まる正式名の指定は V4 Pro に回る。--model やサブエージェントの定義に正式名を書いている人は要注意
  • CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL=max のままだと /effort は効かない
  • export を残すと別の作業まで DeepSeek に流れる。1回の起動にだけ渡す関数にし、無人のジョブの前では unset する

株式会社Fyveは、AIのモデルや送り先を切り替えるときも、まず無人のジョブに混ざらない形を作ってから試します。安いモデルは試す価値がありますが、請求で気づく失敗は、設定の置き場所でほとんど防げます。

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