福岡の中小企業がホームページ制作に使える補助金一覧【2026年度】

福岡の中小企業がホームページ制作に使える補助金一覧【2026年度】

福岡の中小企業がホームページ制作に使える補助金を探している方へ。2026年度も国や自治体の補助金を活用すれば、ホームページの新規制作やリニューアルの費用負担を大幅に軽減できます。この記事では、福岡で利用可能な補助金制度を国・県・市の3つのレベルで整理し、活用のポイントを解説します。

ホームページ制作に使える国の補助金

まずは全国どこでも申請可能な国の補助金制度から見ていきます。ホームページ制作に使える主な制度は2つあります。

1. 小規模事業者持続化補助金

ホームページ制作で最も利用しやすい補助金が、小規模事業者持続化補助金です。販路開拓のための取り組みを支援する制度で、ホームページ制作費も補助対象に含まれます。

  • 補助上限額:通常枠50万円(インボイス特例・賃上げ特例で上乗せ)
  • 補助率:2/3
  • 対象者:小規模事業者(従業員数などの要件は最新の公募要領で確認)

注意点として、第20回ではウェブサイト関連費の上限が30万円で、ウェブサイト関連費だけの申請はできません。ホームページ制作費だけでなく、チラシ作成やパンフレット制作など他の販促費と組み合わせて申請する形になります。

第20回の日程は、申請受付が2026年11月5日(木)から12月15日(火)17時までです。商工会・商工会議所への事業支援計画書(様式4)の発行依頼は12月4日(金)までです。採択発表は2027年3月頃の予定です(2026年10月19日時点)。

2. デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)

2026年度から名称変更されたデジタル化・AI導入補助金も、条件を満たせばホームページ制作に活用できます。

  • 補助額:通常枠で上限450万円
  • 補助率:通常枠は1/2以内(最低賃金近傍の事業者は2/3以内)。インボイス枠はソフトウェアの50万円以下の部分が3/4以内(小規模事業者は4/5以内)
  • 締切:6次は2026年10月30日(金)17時(交付決定は12月10日予定)。7次の日程は未発表(2026年10月19日時点)
  • 対象:事務局に登録されたITツールの導入(IT導入支援事業者と一緒に申請)

オーダーメイドの開発は原則対象外のため、ホームページの新規制作そのものは対象になりにくい点に注意が必要です。登録されたITツールの中に、ECサイト構築や予約機能などを備えたものがあるかどうかは、IT導入支援事業者に確認してください。ハードウェアだけの申請もできません。

福岡県の補助金制度

国の制度に加えて、福岡県独自の補助金制度も見逃せません。

福岡県中小企業生産性向上・賃上げ緊急支援補助金(募集終了)

福岡県が令和7年12月補正分として実施した補助金で、県内の中小企業の生産性向上と賃上げを目的としたデジタル化投資を支援する制度でした。1次から6次まで実施され、6次(8月17日正午締切)で募集を終了しています。7次の告知はありません(2026年10月19日時点)。

  • 要件:福岡県中小企業“稼ぐ力”応援センター(旧 福岡県中小企業DX推進センター)の支援計画に位置づけること、事業場内最低賃金を30円以上引き上げること
  • 対象経費:ソフトウェア購入、クラウド使用料、システム構築の委託料

ホームページ制作費そのものが対象だったかは確かめられていません。次の公募が出た場合は、福岡県のホームページで公募要領を確認してください。

福岡県中小企業“稼ぐ力”応援センター

福岡県の中小企業“稼ぐ力”応援センター(旧 福岡県中小企業DX推進センター、2026年5月に強化・改称)は、福岡市博多区吉塚本町9-15の福岡県中小企業振興センタービル5階にあります。相談は無料です(一部に回数の制限があります)。ホームページ制作を含むデジタル化の計画段階から相談できるため、補助金の検討時にもあわせて利用できます。

福岡市の補助金・支援制度

福岡市には、相談や専門家派遣の制度があります。

福岡市中小企業事業展開サポート

福岡市の「中小企業事業展開サポート」のページに、デジタル化や脱炭素経営等の専門家派遣・セミナーと、令和8年度デジタル化支援事業の案内があります。内容や申込方法は市のページで確認してください。また、福岡市中小企業サポートセンターの専門家派遣は、福岡市の中小企業が無料で利用できます。経営相談の窓口で話を聞いたうえで派遣するかが決まり、ホームページ作成などの業務代行は対象外です。

補助金選びのポイント:どれを使うべきか

複数の補助金がある中で、どれを選ぶべきかの判断基準をまとめます。

どの補助金を選ぶ?フローチャート

シンプルなコーポレートサイトを作りたい場合

→ 小規模事業者持続化補助金がおすすめ

チラシやパンフレットなど他の販促物と組み合わせて申請し、ウェブサイト関連費として一部を充当する使い方が一般的です。申請手続きも比較的シンプルで、小規模事業者にとっては最も取り組みやすい補助金です。

登録されたITツールを導入して業務を効率化したい場合

→ デジタル化・AI導入補助金がおすすめ

事務局に登録されたITツールの導入が対象で、補助額が大きい制度です。IT導入支援事業者と一緒に申請する必要があり、登録されていないツールやオーダーメイド開発は原則対象外です。

業務全体のデジタル化の一環としてサイトを見直す場合

→ まずは相談窓口を活用

県の生産性向上・賃上げ緊急支援補助金は募集を終了しており、福岡市のDX促進モデル事業補助金も令和5年に失効しています。業務プロセス全体のデジタル化の中でサイトリニューアルを考える場合は、福岡県の“稼ぐ力”応援センターや福岡市の事業展開サポートなどに、計画の段階から相談できます。

補助金とホームページの企画は同時に考える

ホームページの制作・リニューアルでは、どんなサイトを作るかと、どの補助金を使うかを並べて考える進め方をおすすめします。なお、株式会社Fyveは補助金の申請代行や事業計画書の作成は行っていません。

補助金の申請には事業計画の策定が必要であり、どんなホームページを作るかが決まっていないと計画も書けません。一方で、補助金の要件を知らずに制作計画を立てると、補助対象外の経費ばかりになってしまうこともあります。「制作会社選びと補助金の検討は同時に考える」のが基本です。

最初の打ち合わせの段階で、「どんなサイトが必要か」と「どの補助金が使えそうか」を同時に整理しておくと、サイトの企画と補助金の計画を並行して進められます。申請書類は事業者自身が作成し、申請の手続きも事業者が行います。

申請スケジュールの注意点

補助金を活用してホームページを制作する場合、スケジュール管理が非常に重要です。

  • 補助金は後払い:制作費用は一旦全額を事業者が支払い、後から補助金が交付されます
  • 交付決定前の契約は対象外:補助金の交付が決定する前にホームページ制作の契約を結ぶと、補助対象にならないため注意が必要です
  • 自治体の制度は予算消化で早期終了することがある:特に福岡市・福岡県の独自制度は予算枠が限られているため、募集開始直後の申請を心がけましょう
  • gBizIDの取得に時間がかかる:国の補助金を利用する場合はgBizIDプライムが必須です。早めの取得をおすすめします

ホームページの公開時期が決まっている場合は、逆算して半年前くらいから補助金の情報収集を始めるのがベストです。

まとめ

福岡の中小企業がホームページ制作に使える補助金は、国の制度(小規模事業者持続化補助金、デジタル化・AI導入補助金)が中心です。福岡県・福岡市は、補助金のほかに相談窓口も用意しています。制作したいサイトの種類と事業規模に合わせて、最適な補助金を選ぶことが重要です。

株式会社Fyveでは、ホームページ制作からAI機能の組み込みまで対応しています。補助金の申請代行や事業計画書の作成はしていません。「補助金を使う前提で、どんなサイトを作れるか」といったご相談は歓迎です。まずはお気軽にお問い合わせください。

※本記事の補助金情報は2026年10月19日時点のものです。公募の日程・要件は変わることがあるため、申請前に各制度の最新の公募要領をご確認ください。

株式会社Fyveへのお問い合わせはこちら

補助金を活用したHP制作
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