Date
2026/03/25
Category
LLMO対策
Title
llms.txtとは?設置方法と書き方をわかりやすく解説
llms.txtの作り方を調べている方へ。llms.txtとは、AIがWebサイトの情報を正しく理解するために設置するファイルです。この記事では、llms.txtの概要から設置方法、書き方のベストプラクティスまで、技術者でない方にもわかるように解説します。実際にFyveの自社サイトで実装した経験をもとにお伝えします。

llms.txtは、ChatGPTやClaude、GeminiなどのAI(大規模言語モデル)に対して、「うちのサイトではここが重要なページですよ」と教えるためのファイルです。2024年にAnswer.AIのJeremy Howard氏が提案した新しい規格で、現在llmstxt.orgでコミュニティ主導の標準化が進められています。
イメージとしては、robots.txtのAI版と考えるとわかりやすいでしょう。robots.txtがGooglebotに「ここはクロールしないで」と伝えるファイルであるのに対し、llms.txtはAIに「ここを優先的に読んで」と伝えるファイルです。
つまり、robots.txtが「立入禁止の看板」なら、llms.txtは「受付案内」のような役割を果たします。
2026年現在、ChatGPTやPerplexity、GoogleのAI Overviewなど、AIがWeb上の情報を収集・要約して回答する場面が急増しています。従来のSEO対策だけでは、AIに自社の情報を正しく伝えきれないケースが出てきました。
具体的には、以下のような課題があります。
llms.txtを設置することで、AIに「このサイトで最も信頼性が高く、重要なコンテンツはここです」と明示できます。これはLLMO(Large Language Model Optimization)対策の基本施策の一つです。
私たちFyveでも自社サイトにllms.txtを導入しています。導入前は、AIに「株式会社Fyve」について質問しても情報が断片的でした。llms.txtを設置した後は、事業内容やサービス一覧をAIが正確に把握できるようになり、AI検索経由の問い合わせも発生するようになりました。
llms.txtはMarkdown形式で記述します。HTMLではなく、シンプルなテキストファイルです。仕様で定められた構造は以下の通りです。
H1見出し(サイト名またはプロジェクト名)が唯一の必須要素です。最低限これだけあればllms.txtとして成立します。
以下は、架空の企業サイト向けのllms.txtの例です。
基本構造:
リンクリストでは、各リンクの後にコロン(:)を付けて補足説明を加えることができます。例えば「- [サービス紹介](/services): 提供しているサービスの一覧と詳細」のような形式です。
WordPressサイトへの設置方法は、大きく分けて2つあります。
最も簡単な方法は、専用プラグインを利用することです。
2025年以降、Yoast SEOやRank MathなどのメジャーなSEOプラグインにもllms.txt関連の機能が追加されています。すでにこれらを使っている場合は、設定画面を確認してみてください。
テキストエディタでllms.txtファイルを作成し、サーバーのルートディレクトリにアップロードする方法です。FTPソフト(FileZillaなど)を使い、WordPressがインストールされているディレクトリ直下に設置します。
Next.jsで構築したサイトの場合、App Routerを使った動的生成が便利です。
publicフォルダに直接llms.txtファイルを配置する方法です。public/llms.txtにファイルを置くだけで、https://yourdomain.com/llms.txt でアクセス可能になります。更新頻度が低いサイトにはこの方法で十分です。
CMSと連携して、コンテンツ更新のたびにllms.txtの内容を自動更新したい場合は、app/llms.txt/route.tsファイルを作成してRoute Handlerで動的に生成する方法が推奨されます。
この方法なら、ブログ記事の追加やサービスページの更新に合わせて、llms.txtの内容も自動的に最新状態に保てます。Fyveの自社サイトでもこの方式を採用しており、microCMSからコンテンツを取得してllms.txtを動的に生成しています。
llms.txtの仕様では、オプションとしてllms-full.txtというファイルも定義されています。
AIのコンテキストウィンドウ(一度に読み込めるテキスト量)には制限があるため、まずはコンパクトなllms.txtで全体像を伝え、必要に応じてllms-full.txtで詳細を提供する、という二段構えの設計になっています。
まずはllms.txtだけ設置すれば問題ありません。サイト規模が大きくなってきたら、llms-full.txtの追加を検討しましょう。
llms.txtを設置したら、以下の点を確認しましょう。
これらが問題なければ、設置は完了です。
llms.txtは、AI時代における新しいWebサイトの「名刺」のようなものです。設置自体は決して難しくなく、WordPressならプラグインで数分、Next.jsでもファイルを1つ追加するだけで対応できます。
ポイントをまとめると以下の通りです。
LLMO対策は今後ますます重要になっていきます。llms.txtの設置は、その第一歩として最も手軽に始められる施策です。
株式会社Fyveでは、llms.txtの設置代行をはじめ、LLMO対策全般のコンサルティング・実装を承っています。「自社サイトにllms.txtを設置したいけど不安」「LLMO対策を本格的に始めたい」という方は、お気軽にご相談ください。
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