Date
2026/06/03
Category
Codex
Title
Codex 料金体系 2026 最新|各プランの選び方
「Codexの料金って結局いくらかかるの?」「ChatGPTのPlusとProとCodex CLI、どれを契約すればいいのか分からない」——2026年6月時点で、Codexの料金体系に関する問い合わせがいちばん増えています。中小企業の経営者であれば、月の固定費とAIの費用対効果を冷静に見比べたいはずです。
この記事では、株式会社Fyveの代表として、Codex(OpenAIのコード実行エージェント)をChatGPT Plusで日常運用してきた立場から、2026年6月時点での最新料金体系を整理します。ChatGPTのプラン別費用、Codex CLI・Codex App・ChatGPT本体統合後の関係、そして中小企業が「月いくらまでなら払うべきか」の判断軸まで、私たちの実体験ベースでお伝えします。
まず最初に押さえるべき大前提は、Codexは独立した有料サービスではなく、ChatGPTの各プランに利用枠が含まれている、という点です。2026年4月のアップデートで料金体系が「メッセージ単位」から「APIトークン換算」へと刷新され、6月2日のChatGPT本体統合を経て、現在は「ChatGPTのプランを契約すれば、その枠の中でCodexも使える」というシンプルな構造になりました。
つまり「Codex単体の月額」という料金は存在しません。Codexの料金を考えるということは、ChatGPTのどのプランを選ぶかを考えることと同じです。これが分かるだけで、料金ページの読み方が一気に変わります。
2026年6月時点で、Codexの主な利用枠を含むChatGPTプランは以下のとおりです。為替の目安として1ドル=155円換算の概算も付記します(円建ては為替で変動するため、判断は必ずドル建てで行ってください)。

ここでもう一段大事な情報があります。2026年4月にOpenAIは「Codexの利用量はAPIトークン換算でカウントする」方式へ統一しました。つまり「Plusで月何回使える」ではなく「Plusの中で消費できるトークン総量がいくつあるか」という見方になっています。重いタスクほどトークンを多く消費する、という直感に近い設計です。
料金表を眺めるだけでは、自社にとってどれが正解か判断できません。私たちが顧問先や個人のClaude Code/Codex学習希望者に提案してきた基準を、3パターンで示します。

「うちにAIが本当に効くのか半信半疑」という段階であれば、迷わずPlus一択です。月20ドルは、人件費換算でいえば1時間分にも届きません。この金額でCodexの主要機能(Sites、Annotations、Goal Mode、Appshotsなど)を試せます。私たちが顧問契約の初月で必ず推奨するのもこのプランです。
注意点として、Plus枠ではGPT-5.5 Proの利用回数が抑えめに設定されています。日常タスクはGPT-5.5、勝負どころでGPT-5.5 Proという使い分けを意識すれば、月20ドルの範囲で十分実務に乗ります。
Plusで「明らかに枠が足りない」と感じはじめたら、Pro $100へのステップアップが現実的です。これはOpenAIが2026年4月に新設した、まさに「Codexを使い倒したい層」向けのプランで、PlusのおよそCodex使用枠5倍が目安と公表されています。
私たちの肌感覚では、社内の業務改善ツール(小さなWebダッシュボード・社内向け管理画面・定型レポート自動化など)を月に2〜3本作るペースだと、Plusでは枠不足、Pro $100でちょうど収まる、という印象です。中小企業の社内DXを本格化させる段階で最初に検討すべき価格帯と言えます。
個人で大規模リファクタリングや長時間のGoal Modeを多用する、もしくは社内に2人以上のCodexヘビーユーザーがいる場合、選択肢は2つです。1人でガッツリ使うならPro $200、組織として複数席を運用するならBusiness。Pro $200はPlus比でCodex枠が約20倍と公表されており、Claude Code Max 20x(月200ドル)とほぼ同じ価格帯です。
BusinessはCodex席を別途追加できる構造になっており、「営業はChatGPT席だけ、開発担当はCodex席を追加」のように分けられます。請求書発行・SSO・データガバナンス面でもPro個人契約より整理しやすく、5名以上の組織であれば実務的にはBusinessが正解になりやすい設計です。
ChatGPTのサブスクとは別に、Codexを開発のなかで自動化したい場合はAPI経由の利用も検討対象になります。2026年6月時点でのGPT-5.5の標準APIレートは、入力100万トークンあたり5ドル、出力100万トークンあたり30ドルが基準ラインです(Batch・Flexで割引、Priorityで割増あり)。
これは「SaaSにCodexを組み込みたい」「夜間バッチで大量のコード変換をしたい」など、サブスクの枠を超えて使うケース向けの料金です。Codex CLIはサブスクの枠でも動きますが、自動化のループに乗せて1日数千回叩くような使い方になると、API課金で組むほうが結局安く済みます。中小企業の通常業務であれば、まずはサブスクの範囲で十分というのが私たちの結論です。
2026年6月2日のChatGPT本体統合は、料金そのものを下げたわけではありません。ただし「払った金額に対して何が使えるか」という体感価値は明確に上がっています。これまで Codex App、Codex CLI、Codex VSCode拡張に分かれていた入り口の一部がChatGPTに集約され、同じプラン内で完結するようになりました。
同時にAtlassian、Microsoft Suite、CircleCIなど6つのビジネスプラグインがChatGPT本体側で扱えるようになり、Plus契約者でもJira起票・Confluence要約・Outlook連携などが追加課金なしで使えます。料金が変わっていないのに、できることの範囲だけが広がった、という意味で、2026年6月以降のChatGPT Plusの「実質コスパ」は明らかに改善しました。
「Codex料金」を調べる方の多くは、暗にClaude Codeとの比較も気にしています。私たちはClaude CodeをMax 20x(月200ドル)で契約しつつ、ChatGPT Plus(月20ドル)でCodexを併用する運用です。2026年6月時点での実感を共有します。
関連する考え方は、Claude Code法人プランとの比較記事でも整理しています。
料金の話の最後に、中小企業の経営目線でひとつ基準を置きます。私たちが顧問先で実際に提案している考え方です。
従業員の時間給を仮に2,500円とすると、月20ドル(約3,100円)のChatGPT Plusは「月に1時間以上の業務削減効果が出れば即ペイ」する投資です。実務でCodexを業務に組み込めば、軽い社内ツールの試作・繰り返し作業の自動化だけでも、月3〜5時間の削減はほぼ確実に出ます。投資判断としては、Plusの月20ドルは「迷う対象」ではなく「とりあえず払う対象」です。
そのうえでPro $100(月1万5,500円)まで上げるかどうかは、社内にCodexを使いこなせる担当者が1人いるか、で判断します。1人いれば月10〜20時間の業務削減は普通に出るので、Pro $100でもペイします。担当者不在のままProだけ契約しても枠を使い切れず、結局Plusと変わらない使い方になります。「プランを上げるより前に、社内に使い手を作るほうが先」というのが私たちの基本スタンスです。
2026年6月時点のCodex料金は、独立した料金ではなくChatGPTのプランに内包される設計です。「Free→Plus→Pro $100→Pro $200/Business→Enterprise」というステップで、価格と利用枠が広がります。中小企業がいま判断すべきポイントは次のとおりです。
料金体系の本質は「いくら払うか」ではなく「払ったぶんを使い切る運用ができているか」です。プラン選定で迷っているなら、まずはPlusを契約し、最初の1ヶ月でCodexがどこに効くかを社内で見える化することをおすすめします。株式会社Fyveでは、専属AI活用顧問サービスを通じて、こうしたAIの導入判断・運用設計の伴走を月単位で行っています。
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