Date
2026/06/03
Category
Codex
Title
Codex プラグイン 90+ 一覧|Atlassian/Microsoft 等
codex plugins(Codexのプラグイン)は、2026年6月時点で90種類以上に拡大しており、Atlassian・Microsoft Suite・CircleCI といった主要業務ツールに加え、6月2日には株式投資プラグインや6種類のビジネス向けプラグインが新たに追加されました。本記事では「90以上もある中で、中小企業はどれから入れるべきか」という実務上の最重要論点に答えるため、株式会社Fyveがクライアント現場で実際に検証した順序を、カテゴリ別に整理します。
「便利そうだから全部入れる」と現場が混乱します。私たちは「業務の入口になっているSaaSから順に入れる」ことを推奨しており、その判断軸も含めて解説します。
Codex プラグインは、ChatGPT 内蔵の Codex(およびデスクトップアプリ版 Codex App)から、外部 SaaS のデータを読み書きさせるための公式コネクタです。プラグインを有効化すると、Codex は普段のチャット欄から「Jira のチケットを取得して」「Outlook の今日の予定を要約して」と自然文で指示するだけで、対象のサービスにアクセスして処理を返してくれます。
2026年5月の Codex App 大型アップデートで「業務 SaaS とつなぐ前提のエージェント」というポジションが明確になり、Atlassian・Microsoft・CircleCI などの企業向けツールベンダーが一気に公式プラグインを提供しました。さらに6月2日には、金融系(株式投資)と業務管理系のビジネスプラグイン6種が追加され、合計で90を超える規模になっています。
「MCP(Model Context Protocol)サーバーと何が違うのか」という質問をよく受けます。私たちの整理では、MCP は自前で立てる外部連携の枠組み、Codex プラグインは OpenAI 側が用意した公式・運営の連携です。中小企業は基本的に Codex プラグインから入り、足りない領域だけ MCP で補うのが、運用負荷の観点で最も無理がありません。
90以上を1つずつ紹介しても実務の判断はできません。私たちは現場で次の4カテゴリに分類して説明しています。

エンジニアチーム向けの連携です。Codex の本来の強みであるコード生成・修正と直接つながるため、ITチームがある企業ならまず効果が出ます。
私たちの実装現場では、Atlassian と CircleCI の2つを入れるだけで、ITチームの定例ミーティング時間が体感で半分以下になっています。「今週どのチケットが詰まっているか」「どのジョブが落ちているか」を毎朝 Codex に1コマンドで聞けるからです。
非エンジニア部門に最もインパクトが出るのがこのカテゴリです。多くの中小企業がここから入れるべき領域だと考えています。
特に Microsoft Suite プラグインの破壊力が大きく、Outlook のメール対応・Excel の月次集計・Word の定型報告書作成という、バックオフィス3大業務をひとつのチャット欄で処理できます。これまで複数の AI ツールを使い分けていた現場が、Codex に統合できる場面が増えました。
意思決定の根拠データを Codex に直接読ませる連携です。経営層・マネジメント層がよく使います。
株式投資プラグインは個人投資家向けに思われがちですが、私たちはむしろ「経営層が自社の競合株価・業界動向を朝の30秒でキャッチアップする」用途として推奨しています。会計プラグインと組み合わせれば、財務の社内コミュニケーションも軽くなります。
社内外のやり取りに直接挟まる連携です。導入効果が一番見えやすい一方、過剰利用で現場が「AI 任せ」になるリスクもあるため、運用ルールとセットで入れます。
2026年6月2日の Codex App アップデートで追加されたビジネス向け6プラグインは、中小企業の経営支援を強く意識した構成です。具体的には、株式投資・会計連携の強化・営業 CRM 連携・人事労務系・契約管理・経費精算という、バックオフィスの中核業務を一気にカバーしました。
私たちが特に注目しているのは、契約管理プラグインです。中小企業で「契約書の更新時期を見落とす」「自動更新条項に気づかない」というリスクは恒常的にあり、ここを Codex が毎月チェックしてくれる体制を作れると、法務リスクの予防コストが下がります。月15万円のAI活用顧問サービスの中でも、まず推奨する設定の1つです。
ここが本記事で最も伝えたい部分です。90以上のプラグインから何を選ぶか、私たちが現場で使っている判断軸は次の3つです。
新しく SaaS を契約する必要があるプラグインは、初期投資としてハードルが上がります。逆に、すでに月額料金を払っている SaaS(Microsoft 365、Google Workspace、Slack、Notion など)のプラグインなら、追加コストゼロで効果検証ができます。「すでに払っているコストの ROI を上げる」発想で順序を決めるのが、最も失敗しにくい入り方です。
導入効果は「触っている時間 × 効率化率」で決まります。社員が1日10分も触らないツールにプラグインを入れても、節約できる時間がそもそも小さい。Outlook・Excel・Slack のような「1日のほとんどを過ごすツール」から入れると、体感の変化が大きく、社内合意も得やすいです。
人がやると間違える業務は、Codex に置き換える価値が最も高い領域です。月次の Excel 集計、Jira チケットの状態更新、CRM への商談記録など、転記作業が多い業務にプラグインを当てると、ミス削減と時間削減を同時に実現できます。
私たちが中小企業のクライアントに提案している、Codex プラグインの導入順序を共有します。「全部入れる」のではなく「3カ月かけて段階的に広げる」運用です。

SlackかMicrosoft Teamsのどちらか、+Microsoft Suiteか Google Workspace のどちらかを入れます。社員が毎日触る2つに絞ることで「触ったときに必ずAIに頼める」状態を作り、習慣化させるのが目的です。この段階では成果より「日常で使う」を最優先にします。
Notion・Asana・Salesforce・HubSpot など、自社の業務管理ツールを1つ追加します。ここから「Codex に聞けば社内データが返ってくる」状態が完成し、業務効率の数字が見え始めます。
会計プラグインや BI ツールを追加し、経営層のダッシュボード代わりに使えるようにします。ここまで来ると、Codex は「単なる文章生成AI」から「社内のあらゆるデータに横串で聞ける窓口」に進化します。
この3カ月テンプレートの良いところは、各ステップで効果検証ができることです。「2カ月目で十分」と判断したらそこで止めても良いですし、3カ月目で物足りなければ MCP サーバーで独自連携を足す、という拡張もできます。
私たちの実装経験から、Codex プラグイン導入でよく詰まる3点を共有します。
多くのプラグインは初期設定で「読み取り+書き込み」の両方を要求します。たとえば Outlook プラグインは、メールの送信権限まで含まれます。社内ルールでAIにメール送信を許可していない場合、設定画面で「読み取り専用」に絞る必要があります。最初に必ず権限スコープを確認してください。
一部の SaaS は「API 連携ができるのは上位プランのみ」という料金体系を取っています。Salesforce や一部の BI ツールがその典型で、プラグインを使うために月額を上げる必要が出るケースがあります。導入前に対象 SaaS の API 利用条件を確認するのが安全です。
英語の SaaS(Asana・Notion・Slack など)は日本語データでも安定して動きますが、日本特化のツール(LINE WORKS・Chatwork・国内会計ソフト等)はプラグイン提供が始まったばかりで、精度や安定性にばらつきがあります。重要業務に当てる前に、必ず1〜2週間のパイロット運用を挟むことを推奨します。
「Codex プラグインがあるなら Claude Code は要らないのか」という質問を、私たちは中小企業から頻繁に受けます。結論は「両方使う」が最も合理的です。
Codex プラグインは「社内 SaaS データを取り扱う窓口」、Claude Code は「ローカル環境のコードベース・ファイル群を扱うエージェント」という棲み分けです。経営層・バックオフィスは Codex プラグイン中心、エンジニアチームは Claude Code 中心という配分が、私たちの提案の基本形です。
詳細な使い分けは、こちらの記事で個別に解説しています。
Claude Code vs Codex 徹底比較|両方使う実務者の結論
Codex プラグインは2026年6月時点で90種類以上に達し、Atlassian・Microsoft Suite・CircleCI・株式投資・6種の新ビジネスプラグインまで、業務の中核領域をほぼカバーしました。一方で「全部入れる」は中小企業にとって明確に失敗パターンです。
株式会社Fyveの推奨は、以下の3ステップで段階的に広げる運用です。
「どのプラグインから入れるべきか」「権限設定をどこまで絞るべきか」「日本語データの精度をどう検証するか」という判断は、現場ごとに細かく変わります。私たちは中小企業向けの専属AI活用顧問サービスとして、こうしたプラグイン設計・運用ルール作りから現場での定着支援までを一気通貫で伴走しています。
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